アルミシャッターのお手入れについて
車両用アルミシャッター３５型のお手入れは以下の方法で適時行って下さい。
１．シャッター表面、レール表面の洗浄
- スラット表面に付着しているゴミや埃などの汚れを洗浄して取り除いてください。
- 洗浄作業には柔らかい布やスポンジをご使用下さい。
- 落ちにくい汚れはにはカーシャンプー等を適切に薄め、洗浄後は十分な水で洗い流し、洗剤が残らないようにして下さい。
- シャッターを洗浄する際は、市販の散水ノズルで出来るだけ水の勢いが弱いノズルで洗浄してください。
- 高圧洗浄機を使用して洗浄しないでください。
シャッター庫内に入水することがあります。 - 洗浄剤を使用する場合は、中性のものをご使用ください。
酸性・アルカリ性・塩素系の洗浄剤は、アルミを腐食させる原因となります。 
- 洗浄剤をご使用する場合は、洗浄後、多量の水で洗い流して洗浄剤が残らないようにしてください。
２．レール内部の清掃
- レール内部に付着した汚れ砂埃や油分は、ブラシやウエス等で取り除いて下さい。
- レール内部下部のキャッチ周辺の油分や埃は歯ブラシやウエス等で取り除いて下さい。
- レール内部下部のキャッチ周辺は油分や砂埃が付着しやすく、腐食や動作不良の原因になります。
- ワイヤーブラシやサンドペーパーは、使用しないでください。
部材のキズや、キズによる腐食、故障の原因になります。
３．ゴム部品の点検
- リップゴム（シャッター両サイドのレールに取り付けされたゴム）の、シャッターとの接触面が汚れている場合は、ウエスなどで拭き取って下さい。
＊ゴム部品に変形、劣化などがある場合は販売店、または弊社までご相談下さい。
４．各部位の潤滑
- リップゴム（シャッター両サイドのレールに取り付けされたゴム）やマグサゴム（シャッター上部のシャッターを押さえているゴム）の、シャッター表面との摺動部には、スプレータイプの シリコン系潤滑材または、フッ素系潤滑材で潤滑してください。
- レール内部のスラットとの摺動部や、各ゴム類には、グリースなどを塗布しないでください。
ゴミや埃が付き、操作が重くなる原因になります。またゴム部品の劣化の原因になります。 - シャッターの周囲で非防水型の電気接点がある場合、シリコン系潤滑剤のご使用時は避け、フッ素系の潤滑剤をご使用ください。
シリコン系潤滑剤に含まれる成分が接点に付着し、接触不良の原因になります。
お手入れは、なるべくこまめに
- アルミシャッターに使用している材料は、比較的腐食し難い材料ですが、砂や埃、塩分がついたまま長い期間放置すると空気中の湿気や雨水の影響を受けて、腐食が発生する原因となります。
できるだけ汚れが軽微なうちに清掃をしてください。 - シャッターの開閉操作は、年月と共に徐々に重くなる傾向がありますが、これは、塵や埃などの汚れの付着や摩耗によるものが多く、長期間、お手入れしないままご使用されると動作不良など
の原因になります。
ご不明な点は、弊社までお問い合わせください。