散光式警光灯(WFシリーズ・NFシリーズ)のお手入れ方法・点検方法について
作業上のご注意
標準的な取り付けによる保守の方法を説明していますが、車両構造等により取り付けの構造が異なる場合がございます。
この説明を参照の上、安全面には十分に配慮し、車両構造に適したお手入れ・点検を行って下さい。
始業点検時のご注意
車両のエンジンを作動した状態で散光式のスイッチをONにして点灯状態を確認ください。
電球やLEDが点灯した状態では、長時間直視しないでください。
長時間直視すると目に障害を起こす場合があります。
グローブのお手入れ
- グローブに付着している砂ほこりをエアブロー等で除去して下さい。
- 柔らかい布にたっぷりと水をしみ込ませて、グローブを拭いて下さい。
- 落ちにくい汚れは、水で100倍に薄めた中性洗剤を柔らかい布にしみ込ませ拭いて下さい。
シンナー等の溶剤やワックスでグローブを拭かないでください。
グローブの変形やくもり劣化の原因になります。
お手入れの際に高圧洗浄機を使用される場合は、洗車機のノズルとの距離を1.5m以上離してください。本体に浸水して故障する場合があります。
- 参考
- 雨天走行や洗車等の使用条件により、警光灯内が一時的にくもることがあります。これは、警光灯内と外気の温度差によるもので、雨天時等に窓ガラスがくもるのと同じ現象であり、機能上の問題はありません。
ただし、内面に大粒の水滴がついていたり、内部に水がたまっている場合は、弊社営業部までお問い合わせください。
取付金具の増し締め点検
カバーを外して、トルクレンチ(対辺6mm)にて、締付トルク3.5 N・mで増し締めして
締付状態を確認してください。
安全にご使用頂くため、1年に1回程度の増し締め点検を推奨いたします。
ご不明な点は、弊社までご相談ください。